冥土カフェ、オープンしました。

2018年4月16日

2017 年8月19日、山梨県甲府市で「冥土カフェ」をオープンしました。

「死から生を考える、人生の定期点検」「10年に一度は死んだほうがいい」と称した、この企画。

企画のきっかけは、この前の記事に詳しく書いてありますので読んでくださいね。

ようは10年で人生は様変わりし、時に足を止めて考える重要性を感じたことからでした。

私は起業家なので、土日関係なく働くひとりブラック企業。そんなものです。

だけど、仕事最優先が本当に当たり前でいいのか、時には足を止めて考えるのが重要です。

 

今回の「冥土カフェ」は、冥土のみやげをたくさん用意しました。

・冥土のみやげ1 僧侶が語る 死と生の概念 真言宗 智山派 鈴木秀彰氏

・冥土のみやげ2 死と生を体感する入棺体験

・冥土のみやげ3 知っておきたい保険と相続 阿部慎吾氏

・冥土のみやげ4 専門家との個別相談、エンディングノート作成

個人ワークも入れてあり、棺桶に入る前と入った後で、死や生への考えがどのように変わるかを体感して頂きました。

 

まずは、僧侶であり理学療法士でもある鈴木さんの対話。

「死」に対するイメージは?死って怖いものでしょうか?

みなさんといろんな考えを掘り下げていきます。

死んだらどうなるか、お釈迦様でもわからない。いつか来る死よりも、今の生を大切にすること。

結局、「死ねばわかる」。それまで懸命に生きるということ。

そんな仏教の教えを聞きました。

 

 

そして入棺体験は、実際に使う棺桶に入ります。

明日死ぬとしたら、何がしたいか。自分の墓標に何と刻みたいか。

そのようなワークをしてから、冥土に旅立ちます。


ここから先は冥土。準備ができた方から、旅立ちます。

 

今回は、自分の足で棺桶に入って頂きます。

本番は、ご家族に入れてもらうはずなので、自分で入るのは貴重ですね。

 

棺桶に入り、蓋が閉じられます。

現世とつながっていた光が断たれ、漆黒の闇に包まれます。

棺桶の中から聞こえるお経は、どのように聞こえるでしょうか。

 

 

 

ご夫婦でご参加頂いた場合、伴侶とのお別れをして頂きます。

いつか、どちらかが見る風景。どのような思いがこみ上げてくるでしょうか。

 

 

 

このような「死」を体感し、今回は現世に再び戻ってきました。

冥土に旅立つ前と、何か感じ方は違うでしょうか?

みなさんは、どんなことを感じるでしょうか?

取材に来ていた記者さんが「実際に入ってみると、想像していたのとまるで違った」とおっしゃってました。

そうなんです。「体感」することが、自分の想像もしなかった感情を湧き起こすのだと思います。

 

 

そして、よりよく生きるための方法の一つに、保険や相続について阿部さんからレクチャーをしました。

意外と知らない自分の保険。いざという時、自分や家族のために役立つの?相続はどうなってる?

意思がはっきりしている今だからこそ、残された家族のために考えようと思いました。

 

 

 

 

 

この冥土カフェでは、「死」を忌み嫌うものとして取り扱うのではなく、誰にでも訪れる自然現象として考えています。

重苦しい雰囲気よりも、気軽に楽しく話す。頭で考えるよりも、体感を通して自分と向き合う。

そんなことを大切にしています。

 

 

また、皆さんの感想や死への認識が多彩で驚きました。

でも、生が多彩であれば、死もまた多彩である。

それは当然のことだなと気づきました。

 

仕事、家事、育児、その他の日常に追われ自分の人生を見失うのではなく、自分の手元に手繰り寄せたい。

それには一つの答えはあろうはずもなく、多彩な道があり、その延長線上に死がある。

だから、今を丁寧に大切に生きる。

そんな大切なことを学びました。

最後に皆さんの感想の一部を掲載させて頂きます。

 

 

 

 

 

 

 

今後もこの冥土カフェは、東京や山梨から各地へ広げていきたいと思っています。

ご希望の方がおられたら、メッセージを頂けますと幸いです。

(mail: info@zanshinsya.com)