【国際福祉機器展2018、久保田セレクション】

【国際福祉機器展、久保田セレクション】

 

数年ぶりに国際福祉機器展に行きました。

まず第一印象として、大手企業が本気になりつつあること。
住宅メーカー、自動車メーカー、食品メーカーと誰でも知ってる企業が参入。そして一般市場で培ったマーケティング手法やプレゼンテーションをふんだんに使い、人を惹きつけている。
同時に、今までも主体であった中小企業の出展も多い。ただ大企業のようなマーケティングやプレゼンは難しいため、面白いアイデアの商品やサービスが埋もれやすい。
うーむ、無差別級の異種格闘技戦が本格化し始めたなぁ。

次に感じたのは、従来の製品の質や精度を高めたものが多かったこと。マジックハンドや箸など、もともとあった製品が使いやすくなったり、デザインが良くなったり、かなり改善している。
裏を返せば、「これ何に使えるんだろう」と思うような荒削りで汎用性の高いものは少なく感じました。贅沢な悩みですけどね。

 


以前、山梨のイベントでご一緒させてもらったubdobeのブース。子どもと障害を持つ子どもがコラボして、ゲームを作るという面白い試み。
空から落ちてくるその子どもが好きなものを、ハンドルを握って体幹を回旋させ受け取るというゲーム。
画像には映ってませんが、開発したこの子が好きなものは焼鳥の「ぼんじり」。空から落ちてくるぼんじりを受け取るシュールな感じがいい。

 

子ども同士で開発する視点って、面白いですねー。予定調和でないものができる。

 

中浜さんと久々の再会。大活躍されてます。

 

山梨でお世話になっている上杉さんが出展協力されてるブース。
いよいよ車いすの積み込みが完全に電動になりました。スイッチを押すと自動で格納してくれます。

 

今乗ってるワンボックスに後付けできるリフト。ユニットが片持ちの構造でコンパクト。スロープも二つ折りですが強度は十分。

 

まだ開発中とのことですが、これは期待できるモビリティーです。

 

開発中とのことですが、実機のプレゼンをしていました。段差もスムーズ。可能性を感じます。
大企業がちょっと本気出せばすぐに作れる。さすがヤマハ。

 

龍角散です。
喉を守るというコンセプトで、薬を飲みやすくするゼリーを開発。
プレゼンが秀逸で、ラップと落語で製品の使い方+試食ができるブースを設営。大人気でした。さすが大企業の見せ方は違うなー。

 

これ、地味にいい製品です。
自宅内に歩行器使用する方がおられますが、食事を運ぶのがいつも課題。これならシンプルでいい。真ん中はマリメッコ調。

 

東京青山で店舗を展開されてる会社。
作業療法士の野村先生がシーティングや家具のデザイン、クッションの開発をされています。
残念ながらご本人とはお会いできませんでしたが、またの機会に!注目の会社です。

 

これも地味にいい製品。
階段をのぼる、降りる時に杖の長さを変えて使いやすくするもの。ただ長さの操作性は、改善の余地あり。企業さんも気づいておられる様子ですが。

 

これもいい感じですね。山梨だと普通に葡萄の作業に便利かも。マシンガンをつければ戦闘用にも。Facebookにあげたら、男性から熱い人気でした!

 


実は今、こういうスマートハウスに近いものに興味があります。
既存のiPadを使ってコミュニケーションや電気機器を操作するもの。この分野はこれからです。

 

これは手作りの使いやすい箸。正常進化かなという感じで、出来が素晴らしい。
磁石を使って抵抗を段階づけできる点、親指または人差し指のどちらでも動力源として削り方を調整できるとのこと。
また、オーダーで作成もできる。
素晴らしい製品なのですが、難点は職人さん一人で作成してる点。でもいいものです。開発者の想いが伝わってきます。

 

これはすごく地味な製品なのですが、ものすごく改良されています。
いわゆるマジックハンドですが、精度が高い。落ちてるヘアピンなんかも簡単に取れる。
リモコンも押せる。スゲー!

 

これはジワジワくる製品の一つ。施設などで巡回するロボットとのこと。
今回のHCRでは、今後の人手不足を補うシステムやロボットが多かったのですが、これもそのカテゴリーに入るのかな。
見守りだけでは気持ち悪いので、御用聞きの役目や足元はルンバ風になってて同時に掃除もしてくれるともっといい。
R2D2みたいな昔風ロボットでデザインした方がいいかも。

 

これもジワジワくる製品。
パーキンソン病の方が目印があると歩きやすくなるのを、光のラインを足元に照らすことで改善する商品。
映像でBefore→Afterが紹介されてて、確かに効果があるようなので試してみたいもの。

 

 

山梨から一緒に行った仲間と、作業療法士以上に作業療法が好きな横山さん(スーツの方)。お会いできてよかったです。

 

個人的に注目しているスマートハウスは、まだまだの様相。
ということはまだまだ可能性があるということ。
うーん、開発していきたいなー。
まずはamazonのアレクサを使いたおそう。
いろんな新商品を見ると、これで8時間耐久レースをしたら知名度がグッと上がるのではないか、なるほどこんな単純な商品でもこうやってプレゼンすれば売れるよねなどたくさんのヒントがあった。

これからいろんな企業や団体とコラボして、高齢社会が面白くなる製品やシステムを作りたい!と改めて思った1日でした。

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